外資系ミニマリストはセミリタイアの夢を見る

外資系企業でサラリーマンをしているミニマリストです。セミリタイアしたい。

外資系企業の英語面接を突破するための英語力

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外資系企業に入るには新卒か中途採用という選択肢があるのですが、国内資本の企業に比べると新卒よりかは中途採用が多いイメージです。

中途採用の場合にはほとんどすべて転職エージェントが間に入ってスクリーニングから給与の交渉までやってくれます。

本人は書類作成と面接以外はほとんど何もしない感じですね。

 

 

転職でよく聞かれる英語の「レベル」とは?

転職エージェントに登録する際に英語のレベルを聞かれます。

大きく分けて3つに分けられてるイメージです。

  1. 日常会話レベル
  2. ビジネス
  3. ネイティブ

日常会話レベルは英語に興味があるけど仕事の話をするのはちょっと無理というレベルで、ビジネスだと仕事の話はできるけど完璧ではないって感じです。

アルゼンチン人のくせに英語はネイティブレベルだって言ってるおもしろい人もいるので、厳密な指標ではないですね。

 

もう1つ、英語のレベルを示すものがあります。

そう、皆さんご存知のTOEICです。

本当はTOEFLがいいと思うのですが、受講料が高すぎてビジネスマンにはあまり普及していません。

その点TOEICはコストが安いので、面接に来る人はかなり受けていますね。

ちなみに、外資系サラリーマンRのTOEICスコアは785点です。

当時勤めていた会社に「もう受けなくていいよ」と言われたので受けるのをやめてしまいました。

チャレンジ2回目のスコアです。

あくまでこれも私の私見ですが800点以上あればそこそこ英語ができる。

900点以上で結構英語ができるというイメージです。

ただ、TOEICはスピーキングのテストを受けてない人が多いので、スコアが高いからと英語面接してみると全然話せない人も多いです。

英語ができると言って外資に入ると英語を使うことが多くなるので、しっかりスピーキングも練習しておきたいですね。

なお、私が入ったことのある外資系企業では必ず英語面接がありました。

事前の知らせなくいきなり外人が入ってきてペラペラ話されて驚いたのを憶えています。

 

ここからが本題

オススメの英語の勉強法は?

もちろん、10歳~22歳の間に英語圏で1年以上暮らすのが最強です。

10歳より小さい時だと、1年くらいだったらかなり忘れてしまうのでなるべく長くいるのがコツです。

って、そんなのが出来たら誰も苦労しないですよね。

1年間アメリカで暮らそうと思うとそれこそ何百万単位のお金が飛んでいきます。

 

次に頭に浮かぶのは英会話スクールですが、実は外資系サラリーマンRはそんなにオススメしません。

英会話スクールは週に1回1時間というのが多いと思います。

週に1回では英語力は上がりません。

憶える速度よりも忘れる速度の方が早いからです。

もし英会話スクールだけで英語をマスターしたいなら週に5日は英会話スクールに通うしかありません。

普通の英会話スクールで月に4回で12,000円くらいだと思うので、5倍にすると6万円くらいですね。

年間72万円もかかります。現実的ではないですね。

あくまで英会話スクールはアウトプットの練習と割り切って使うのがいいと思います。

外資系サラリーマンRも海外留学経験はないし、駆け出し時代はお金がそんなになかったので英会話スクールにも通えませんでした。

英会話スクールには通っていませんでしたが、スカイプ英会話は時々使っていました。

数百円で1レッスンなのでコスパ抜群。

講師がフィリピーナなので発音はちょっとフィリピン系になってしまうのですが、アウトプットする場所としては結構使えます。 

 

さて、そんな外資系サラリーマンRがどうやって英語を身に着けたのかを説明しようと思います。

 

外資系サラリーマンR流自力英語勉強法

非常にシンプルな4ステップです。

  1. 単語をひたすら憶える
  2. 英文法の問題集をひたすら解く
  3. 英語を話している日本人のマネをする
  4. 外人と話す

え?英語を話す日本人なんか周りにいねーよ?とか外人と話すチャンスがあれば英語話せるようになってるわい!って思った方、後述しますのでもうしばらくお時間をください。

 

単語をひたすら憶える。

uwl.weblio.jp上記のサイトで英語のボキャブラリーを診断してみました。(このサイトもオススメです)

10000語は欲しかった・・・。

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全盛期は「レベル19」推定語彙数「12001~13000語」称号「マスター」grade「master」回答時間「2分13秒」スコア「123」とかで、

問題との相性が悪いと「レベル13」推定語彙数「6001~7000語」称号「特待生」grade「valedictorian」回答時間「2分8秒」スコア「65.8」 とかになります。

とりあえず1万語弱の英語の語彙力があると自分では思っています。

ではその語彙をどうやって身につけたかと言うと…

単語帳をひたすら憶える!ちょっと苦行かもしれないけどこれに限る。

オススメの単語帳は3種。

 

英語学習者なら誰でも知っていると行っても過言ではないDUO3.0。

もしあなたが英語に苦手意識があるならこの単語帳をぜひおすすめしたい。

これを完璧にマスターしたら、履歴書に英語:日常会話レベルと書いても大丈夫!

音声は別売り。基礎編と復習編があるけどオススメは英語のみの復習編。

 

DUOが終わったらこのTOEFLテスト英単語3800をオススメしたい。

TOEICでもこれ一本で大丈夫なくらい素晴らしい単語チョイス。

高校生時代にこの単語帳をマスターしていたらもう一つ上のレベルの大学に入れたかもしれん。

そんな風に思わずにはいられない名著。

例文あり、カラーフィルム対応、CD付き。

 

 

上の2つが終わったら究極の英単語シリーズに挑戦して欲しい。

おそらく上記の英単語帳で5000語くらいの語彙に到達しているはず。

究極の英単語はシリーズでVol.4まで出ていて、上記の2冊が終わっている英語学習者なら1と2は簡単すぎると思う。

Weblioの語彙力チェックで4000~5000と出るならいきなり究極の英単語Vol.3から入るのがいいかもしれない。

究極の英単語は4冊に渡って3,000単語ずつ、12,000単語を収録しているのでこれをやりきると12000語をマスターした!と言い切れるのがメリット。

自信にもつながる。

DUOとTOEFLテスト英単語3800を飛ばして究極の英単語Vol.1から入るのももちろんアリなのですが、

あまりに作業過ぎて心折れる人が増える気がするのでDUOとTOEFLテスト英単語3800をおすすめしています。

ただ、ビジネスマンとして一番役に立った単語帳は何か?と聞かれるとこの究極の英単語Vol.3だと断言できます。

5,000語クラスまでの単語帳って結構売ってるんですけど、10,000語レベルってなかなか売ってないんですよね。

ワンランク上を目指すにはマストバイな単語帳です。

 

英文法の問題集をひたすら解く

英文法はFORESTとか英文法に関する本が沢山出版されていると思うのですが、

この英文法の本があったから英語が上達した!って本は未だに出会ってないんですね。

逆にいい文法の本があったら教えてもらいたいくらいです!

あと、外資系企業に入るには文法が完璧である必要はありません。伝わりゃーいいんです。

前の会社の社長が言ってました。

「うち会社の公用語は”dirty English”(汚い英語)だ!」ってね。

きれいな英語を話そうとして黙るよりも汚い英語を積極的に話す方が大事だって言いたかったみたいです。

ちなみにその社長の英語はむちゃくちゃきれいでした。(笑)

ただ、話すときにはdirtyでもいいかもしれないのですが、メールだとやっぱり通じにくいので文法が出来て困ることはありません。

そこで外資系サラリーマンRがおすすめする英文法の勉強法なのですが、問題集がいいと思います。

インプットとアウトプットを同時にしてしまおうという作戦です。

正直、英文法はインプットがダルすぎてすぐ投げてしまいます。

問題集を何回も解いているうちに「あ、この問題、前やったやつだ!」と目からウロコ状態になります。

この状態になると自分が書いている英文も「あれ。この文章、前見たやつだ!」となるわけです。

そこでオススメの英文法問題集が下記の2冊です。

 

この2冊のいいところは問題数があまり多くないという点です。

単語帳もそうなのですが、最初からあまりにも量が多いテキストに手を出してしまうと途中で心が折れます。

この2冊は慣れれば1時間で1周できるようになるので毎日ちょっとずつでも達成感がすごいです。

自分は10周はやったと思いますが、 途中からはすでに暗記モード。

でもその暗記モードに入った頃に自分のメールの英文が間違いだらけなことに気づきました。

「これ、進研ゼミでやったやつだ!」 (←これが言いたかった。)

になること請け合いです。

不思議とスピーキングの文法もきれいになります。

超オススメ。

 

英語を話している日本人のマネをする

自分が英語が伸びたな~って思う時には必ずこのイベントがあった気がします。

私の場合には英語が出来ない状態で外資に入ったので周りに英語を話す日本人がそこそこいました。

営業のマネージャーや英語を話せる顧客です。

彼らの英語を聞いていると気づくことがあります。

「いつも同じ簡単な単語を使っている」

英語話す日本人もネイティブレベルからビジネスレベルと様々ですが、狙いはビジネスレベルの奴らです。(笑)

日常会話レベルではちょっと満足度が低いですね。

なぜこんなことを熱心にオススメしているかと言うと・・・

アクティブ語彙とパッシブ語彙という日本語を聞いたことはあるでしょうか?

これは英語に限らず、どの言語でもあるのですが、「自分が話したり文を書いたりするときに使う単語」がアクティブ語彙で、「聞いたり読んだりしたらわかるけど自分からは自発的に出てこない単語」がパッシブ語彙です。

漢字なんか顕著ですよね、アクティブ漢字とパッシブ漢字。読めるけど書けない。

そう、日本人の話す英語はアクティブ英単語の宝庫なのです。

彼らが話しているのをマネするだけでアクティブ単語だけを習得することが出来ます。

ならネイティブスピーカーでもええやんけ!と思ったあなた、いきなり魔王と戦うくらい無謀です。

ネイティブスピーカーの奴らは鬼畜の語彙力を持っています。

ひのきの棒で魔王と戦うのはおすすめできません。

スライムから倒していきましょう。

でも、外資系サラリーマンRさん、そんな英語を話す日本人、めったにいないよ!少なくとも周りにいないよ!

バイリンガールの英語はうますぎるよ!と思ったあなた。

私もYoutubeで探しました。

英語関係のYoutuberは英語うますぎて話になりません。

竜王くらいすごいです。

でも、芸能人は違う!特に「英語インタビュー」では彼らの生の英語が聞ける貴重な機会。

山下くんの英語、すごい上手。これはビジネスレベル。ぜひ見てみてください。


【芸能人の英語力】山Pの英語が進化しすぎ…山下智久の英語インタビュー(日本語・英語字幕)

汎用性のあるアクティブ語彙として、challenge,act,try,learn, realなどがあげられますね。

山下くんの話したことを一言一句マネしてみてください。

アドリブでこれだけ話せる日本人は5%もいないんじゃないでしょうか?

落ち着いてお話していることも素晴らしいですね。

 

もしお金がちょっとあるなら英会話スクールのグループレッスンに参加するのも手です。

グループレッスンはビジネスクラスを目指す英語学習者で溢れています。

その中で上手な人の英語をマネしてみてください。

 

英語が話せない日本人が英語を話すときにゼロから英文を作ろうしてしまいます。

日本語ならできるかもしれませんが、英語ではそれはまだ早いです。

ぜひ、人のマネをして話してください。

ぐっと英語を話すのが楽になるはずです。

 

外人と話す

これが最終関門です。これが出来たらあなたはビジネスクラスです。

でも方法論としては意外とこれが一番簡単なんです。

そう、英会話スクールのマンツーマンレッスンです。

週に5日、英単語と英文法をやる。

週に1回、日本人の英語のマネをする。

週に1回、英会話スクールに行って魔王と戦う。

英単語はある意味作業に近いですが、英会話は相手がいるので作業感は少ないと思います。

本気でやるなら週2をおすすめしますが、コストがバカにならないので英会話スクールとレアジョブを併用するのもありです。

単語帳をやっていると、勉強した感があって満足度は高いのですが、いざ話してみると全然話せない、なんてこともあります。

とりあえず外人と話すことに慣れるのも非常に大事なステップですよ!

 

この1~4のステップを2年ほど続けてください。

必ずあなたの英語力はビジネスクラスになっていること間違いなしです。

 

さて、いかがだったでしょうか?

「外資系企業に入れるレベルの英語力の身につけ方」。

皆様のお役に立てれば嬉しいです!

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